「しゃべるバス停」実証実験プロジェクト

   〜公共空間での実利用を考慮した「しゃべる」バス路線案内システムの実現〜

しゃべるバス停とは

音声対話技術やWebマップ技術等を活用した、デジタルサイネージ型のバス停を開発しています。 見やすい路線マップや分かりやすい音声案内を実現すると同時に、 3Dキャラクターや表現豊かな感情音声合成技術を搭載するなどしてバス停の魅力を高めることにより、 バス停自身が旅行者や地域の住民にバスの利用を促す仕組みを持ちます。 これにより、バス路線の利用率が向上すると同時に、人々の往来を促し、地域の活性化にもつながるでしょう。


図1 (左) 「しゃべるバス停」の利用の様子。音声とタッチ操作で「メイちゃん」がバスを案内します。 (右) 実証実験システムの全景。55インチタッチパネルディスプレイ2台とマイク、スピーカを搭載。大きさは、1640mm×2140mm×924mm。

実証実験の内容

実証実験システムを用いて、 栄のバスターミナルからバス1本でいける観光地を「声」と「地図」で案内できます。 名古屋工業大学の技術で開発された最新の「音声対話システム」や「電子地図」を体験できると同時に、 名古屋市交通局のバス路線の利便性を再発見することができます。 実際の体験できる内容はデモ動画をご覧ください。


図2. オアシス21に設置された実証実験システム

実験スケジュール

2018年(平成30年)3月14日〜3月28日

日にち 曜日 実施時間
14 午前 (10:00~14:00)
15 午後 (13:00~17:00)
16 午前 (10:00~14:00)
17 午後 (14:00~18:00)
18 午前 (10:00~14:00)
19 -
20 -
21 水・祝日 午後 (14:00~18:00)
22 午前 (10:00~14:00)
23 午後 (14:00~18:00)
24 午前 (10:00~14:00)
25 午後 (14:00~18:00)
26 -
27 午前 (10:00~14:00)
28 午後 (14:00~18:00)

      :土日祝  -:実証実験無し

実施場所

名古屋市  地下鉄栄駅すぐ 栄バスターミナル(オアシス21のりば)6番のりば前

デモ動画

※デモ動画は実際に稼働中のものです。

本実証実験について

総務省 戦略的情報通信研究開発推進事業 (SCOPE) 地域ICT振興型研究開発採択プロジェクト「公共空間での実利用を考慮した「しゃべる」バス路線案内システムの実現」による支援を受けて 名古屋工業大学が中心となり、株式会社フコク東海、名古屋市交通局、名古屋市住宅都市局、オアシス21による支援を受け実施する共同実証実験事業です。

技術的ポイント

関連リンク

お問合わせ先

名古屋工業大学大学院情報工学専攻 准教授 山本大介
E-mail: daisuke@nitech.ac.jp
TEL: 052-735-5176

 
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